おいしくなるすりおろし方

わさびは、おろし方ひとつで風味や辛味が変わってしまうものです。

大切に育てられたわさび。大切に扱っておいしくいただきたいものですね。

  おいしく食べよう自然の風味

レッスン1    新鮮なわさびを用意します。                         

レッスン2    わさびの茎を外側から一本ずつていねいにとります。

レッスン3    たわしなどで汚れを落とし、流水ですすぎます。

レッスン4    鮫皮おろしを用意します。

              わさびは金気を嫌うので、金属製のおろし金ではなく鮫皮のおろしでするのが
         ベストです。
           

レッスン5    茎を取った方から、円を描くように優しくゆっくりおろしていきます。            
                     *この時、茎を取った所に砂糖を少々振ると辛味が増します。           

レッスン6    おろしたてを召し上がれ           

                おろしたあと時間がたってしまうと風味も辛味もとんでしまうので、食卓にわさびと
          鮫皮のおろしを用意しておいて食べる時に必要なだけおろすようにすると良い
          でしょう。

新鮮なわさびの選び方
根が太く緑色が鮮やかで重みがあり、茎や葉もいきいきとしているものを選んで
下さい。

わさびを育てるのはとっても大変です
いつも料理の脇役に見えるわさびですが、わさびの栽培はとてもデリケートなので
す。冷涼な気候、清澄な湧き水、年間を通しての一定水量と水温、そして水質が
必要です。大産地は、伊豆・天城山山麓で冬暖かく、大きな根茎が育ち、品質面
でも優れています。長野県の穂高地方は、湧水が豊富で、水温も最適なため、わ
さび田の理想地ともいわれています。そのほかでは、岩手、群馬の清流地が産地
として、適格の条件を備えています。そのような条件の中で、寒暑の変化に応じた
植付けの量、方法、日覆い、摘花と手がかかり、さらに収穫するまでに、1年〜2年
かかります。こんなに、大変な環境の中でわさびは育てられているため今ではとて
も高級品です。

わさびの保存方法
湿らせた新聞紙で包んでラップをして、野菜室で保存すれば1週間はOK!!
(すりおろしたものを冷凍保存することもできますが、風味や辛味はおちてしまいます)

おいしく食べたい!
お刺身 わさびをしょうゆにまぜる、なーんてことはしていませんね?
お刺身にわさびをのせて、しょうゆを少しだけつけて食べればグー
ステーキ 塩、こしょう、しょうゆベースで味付けしたステーキにおろしたての
わさびを添えれば、とってもデリシャス
マヨネーズ すりおろしたわさびを混ぜるだけでOK!!しょうゆとレモン汁を加えれ
ば、オリジナルドレッシングのできあがり
お茶漬け 市販のお茶漬けの素(のり茶漬けがおすすめ)をご飯にふりかけて
梅干し1つと塩昆布ひとつまみ、あさりしぐれ5,6コにすりおろした
わさびをのせて、あつあつのお湯をかければちょっとリッチなわさび
茶漬けのできあがり。
とんかつ 大根おろしにポン酢、すりおろしたわさびをいれればとってもさっぱり
ヘルシーとんかつです。


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